みやむ~のにんにく。
- 三戸郡田子町 . 青森県
自己紹介
青森県田子町(たっこまち)にて、無肥料、無農薬にんにくを主に栽培してます。【みやむ〜のにんにく。】宮村祐貴です。
青森県がにんにくブランドでは有名です、その中でも、田子町はいち早くブランド化に向けて栽培を初めました。
私は26歳の時に田子町にUターンし新規就農しました。
【農家を憧れる職業に】と目標を掲げ、これからは会社にするつもりです。
そこで働く人が夢を語り叶えられるようになってほしい。そして、食文化を継承していくことが、田舎の田園風景を残すことになると思っております。
私たちのこだわり
「じいちゃんのニンニク」を受け継ぐ覚悟。
にんにく農家を始めるきっかけは、父親の病気でした。家族のことを考え、東京から故郷に戻ることを決め、そこで仕事として選んだのが、祖父が残してくれたにんにく畑を使ってにんにくを作ること。
畑や機械は亡くなった祖父の物があったのでスムーズにスタートしましたがある日、農薬を散布している時に頭痛がしてから疑問に思い翌日には農薬の使用をやめました。翌年には化学肥料もやめました。
現在は乳酸菌、酵母菌、納豆菌などを使用しながら、にんにくと向き合い、環境や自然と対話をしながら日々奮闘してします。「青森で農業を始めたことで逆に視野が広くなり、『食』『農』を通じて社会や経済のことまで考えるように」
子どもが生まれたことでさらに深く「食」を考える機会へ。子どもたちに安心して食べさせられるような作物を作っていきたい。
みなさまへメッセージ
「田子町や全国的にも、農業従事者の高齢化が問題になっています。このまま高齢化が進んでいくと、10年後、今ある田園風景は残っているだろうか。祖父母世代が持っていた農業の知恵が、誰にも受け継がれないまま失われていくのではないだろうか。農業に従事するようになって、そんな不安はますます強くなっていきました。
そして重要なのは農業に従事している私たち自身が、イキイキとカッコよく生きる姿を見せることなのです。幼い頃ニンニク作りに打ち込む祖父を尊敬の眼差しで見ていたように、私を見て『農業をやってみたい』と思ってくれる若い世代が出てきてほしい。そのために全力で頑張っていきたいです」。